チーム名:Team Avenger
(参加当時の学年)
神戸大学 2年生 東 弘聖さん
相模女子大学 3年生 ファーティマ ハフサさん
神戸大学 2年生 福西 萌奈さん
神戸大学 3年生 藤井 暖彦さん
王立プノンペン大学 1年生 Seam Sengchheangさん
王立プノンペン大学 2年生 Soun Angkeaさん
王立法律経済大学 院1年生 Pisey TepKhanさん
<参加期間:9日間+事後活動約1か月間>
オンライン(ZOOM・Facebook等)で実施するカンボジアSDGsプログラムに参加いただいた「Team Avenger」チームの皆さん。
「SDGsを本気で解決する具体的な取り組み」を提案プレゼンテーションした後、実際にその取り組みを1か月かけて実行しました。
そして、参加学生の投票数で選出されるBest Team賞を受賞され、1か月間最も積極的にチーム活動したチームとなりました!
研修終了後の体験談アンケートにて振り返っていただきました。
◆プログラムに参加した理由・目的は?
・高校生の時からグローバルイシューについて考える機会があり、SDGsに興味があったため。
・はじめはオンラインであったことが1番の理由だったが、調べるうちにカンボジアには様々な社会問題があり、
カンボジアの学生とともにSDGsについて議論することで、社会問題の解決策を考えたいと思うようになった。
◆プログラムの中で特に学びの多かったパートとその感想を教えてください。
≪カンボジア社会起業家セミナー≫
・起業家の方から話を聞く機会が今までなかったため。
・カンボジア人学生との活動ももちろん良かったが、社会起業家の方に話を聞くことが出来たのはとても貴重な経験だと思ったから。
≪キャリアフォーラム≫(若手社会起業家のゲストにお越しいただき小グループでディスカッション)
・SDGsのことがメインの中で、キャリアフォーラムは少し雰囲気が違って面白かった。
≪最終プレゼンテーション≫
・今回はプレゼンテーションをゴールに活動してきたので、他のチームの発表を聞けたのがとても良かった。また、初日のアイスブレイクがありチーム内で打ち解けることができたと感じている。
◆プログラム中にもっとも頑張ったことは具体的にどんなことでしたか?
・自分の意見をきちんと伝えること
・仲間と一緒に一つのゴールに対してみんなの意見をまとめながら、そして自分の意見もしっかりということでより良いものを作ること
・ZOOMでのディスカッションの中で、場を静寂に包ませないこと
・活動期間中は毎日話し合いに参加して、議論を進めたこと
◆プログラム全体を通してのコメントをお願いします。
・グループワークで自分の強みや弱みを知ることができたことが良かった
・このような経験は他にできないと思うので、学生のうちにやっておくべきだと思った
・オンラインとは思えない満足度でとてもコスパが良かった
・言語面でカンボジア人学生とコミュニケーションが取れるか心配だったが、研修をやりきった今、とても満足している
◆このプログラムに興味がある学生さんにコメントをお願いします。
このプログラムの魅力は、インプットとアウトプットの学びが明確になっていることだと思います。9日間のプログラムの前半は、社会起業家セミナーやキャリアフォーラムなど、インプットの学びが多いです。このイベントでは、知識や新たな視点を得ることができ、刺激的でストレスの少ない活動だと思います。9日間のプログラムの後半は、グループワークが中心でした。グループワークでは、自分が意見を伝えたり、活動をしたりと言った何かしらのアクションを起こさなければ全く前に進まず、何も学びになりません。また、ネット環境や言語の壁などもあり、非常にストレスの多い活動だと思います。大変なことも非常に多いプログラム期間ですが、しっかり取り組むことができれば、それだけ成長できるプログラムだと思います。
◆賞をとった感想コメントをお願いします。
私たちのチームは、チームとして大きな動きをしたわけではなく、メンバー各自がごみ問題を解決するためにできることを考え、行動し、SNSに投稿をするという活動を行いました。私はチームのリーダーでしたが、リーダーとして行ったことは、大まかな日程を設定したのみで、あとはチームメンバーの自主性に任せていました。結果として、それが功を奏したのか、非常にバラエティに富んだ活動、SNSの投稿をチームとして行うことができました。しかし、一方で「ごみ問題を身近なところから解決する」というチームのテーマから誰一人逸脱することもなかったと思います。それは、9日間の活動期間の間、必ず毎日オンラインで集まり、話し合いをしたからであると考えています。それぞれ皆さん忙しいので、決して長い時間ではありませんでしたが、時間を決めて必ず毎日集まり、話し合いを行うことで、全員が議論の過程を理解することができ、チームとしての軸が出来上がりました。
そのようにして軸を作り上げたうえで、1か月間の活動期間に突入しました。この間の活動について、先ほども述べましたが、チームで1つの動きをしたというよりも、各自がそれぞれの活動を行いました。なぜチームメンバーそれぞれの自主性に任せ、一人一人が活動するという方針になったのか、それは、プログラムのテーマである「SDGsを本気で解決する取り組みを提案」するということを第一に考えたためです。私たちが取り組んだごみ問題は、SDGsでは、目標12に該当しますが、この問題を解決するためには、世界規模での条約や国による公共政策などが必要だと考えがちですが、非現実的で私たちが簡単に行えるようなことではありません。それよりも、一人一人が解決に地道に取り組むことが最善の解決策であると考え、そのためにできることは私たちが実際に取り組めることであるので、実際に活動を行い、その様子を発信することで解決に向けて取り組みました。それが、SNSの定期的な更新や意味のある投稿内容につながり、Best Team賞をいただけることになったのだと思います。