参加プログラム: オンラインプログラム ベトナムSDGs
国名・地域: ベトナム
学生:(参加当時の学年)
チーム名:ゴンべ
神戸大学 3年生 糸田 詩子さん
神戸大学 3年生 大内 良介さん
神戸大学 4年生 神谷 勇希さん
相模女子大学 3年生 鈴木 千夏さん
神戸大学 3年生 森川 拓見さん
経済金融大学 3年生 Vo Thanh Datさん
経済金融大学 3年生 Tran Thi Ha Linhさん
<参加期間:オンライン活動約1か月半+実地研修1日>
オンライン(ZOOM等)研修と日本での実地研修を行うベトナムSDGsプログラムにご参加いただいた「ゴンべ」チームの皆さん。
日本・ベトナムをオンラインで繋ぎ、「ベトナムSDGs~孤児たちへの支援を考え、行動する」をテーマにベトナム孤児院で行うアクティビティを企画、実施しました。
企画したアクティビティをベトナムの孤児院で実施した際、孤児院のスタッフが選ぶ「ベスト支援賞」を受賞されました!
アクティビティ「新聞ちぎりゲーム」は、準備やお金がなくても、新聞紙があれば実施でき、子供たちが指先を使いちぎり方を工夫して取り組むところが評価されました。
研修終了後の体験談アンケートにて振り返っていただきました。
◆プログラムに参加した理由・目的は?
・オンライン上で行われるプログラムという点に魅力を感じたことに加え、以前から興味のあった難民問題や子供たちへの支援に関連性のある内容であったので、参加したいと思った。
・今まで、SDGsを日本という先進国の側からしか見てこなかったが、自国の発展もままならない発展途上国とされる国(ベトナム)にとってSDGsというものは受け入れられるのかがリサーチクエスチョンとして気になったから。
・金銭的な理由で留学に行けなかったので、オンラインという形で、留学を経験しようと思い参加した。
・海外に留学することには勇気が出なかったけどオンライン上で交流できるプログラムだったから。
◆プログラム中一番頑張ったことはなんですか?
・アクティビティの考案をすること。
・実地研修において、子供たちと同じ目線、気持ちになって接すること。コミュニケーションをとること、通じ合うことが難しかったが、ゆっくりペースを合わせてアクティビティに取り組んだ。
・自分の主張ばかりするのではなく、皆の多様な意見を受け入れる姿勢を整え、合意形成していくプロセスを重要視すること。
◆プログラムを振り返り、チャレンジできたことはなんですか。
・国境を越えて繋がれる方法を見つけるということについて、ベトナム人学生とオンライン上で会話するというのはやはり難しかったです。ただ、複数の言語を使って話したり、何度も伝え直すことで通じ合う瞬間があって、言語力が不足していても、協力し合えるという経験ができました。コミュニケーションが上手く取れない中で本気になって接することの楽しさや達成感を感じ、とても貴重な経験になりました。
・実際にベトナムについて学ぶことができ、ベトナム人学生や、他学校の学生とコミュニケーションが取れたからです。プログラム内容だけでなく、空いた時間での雑談もとても楽しかったです。
◆このプログラムに興味がある学生さんにコメントをお願いします。
今回のプログラムでは非常に多くの学びがありましたが、その中でも私にとって最も大きな学びは「異なる背景や価値観を持つ人々と”仲間”として協働し、課題の解決へ取り組む難しさとその可能性」だったと思います。初対面の日本人学生とベトナム人学生がオンライン上でコミュニケーションをとる事は容易ではありませんでしたが、プログラム日数を重ねるにつれて適切なコミュニケーション方法を見出すことができました。また、グローバルな問題に対して画一的ではない多様なメンバーと協働する能力はこれからの社会においてさらに重要視されると思うので、今プログラムに参加して本当に良かったと思っています。オンラインだからこそ会話の時間が十分に確保されており、非常にお勧めできます!